風ー1.『播磨国風土記』は、なかった。

はじめ(奈良時代)、『播磨国風土記』は、なかった。 
あったのは、「解」(げ)。

国宝の『播磨国風土記』(写本)の表題には、確かに「播磨国風土記」と書かれている、らしい。
しかし、「播磨国風土記」が書かれた、715年頃に「風土記」という言葉は無かった。
その時点では、「解」と書かれていた、らしい?。
「解」(解文・げぶみ)とは、

ときの中央政府(平城京)からの諮問に対する、地方(国司)からの
「回答書」のことであろう。
後世(平安時代?)の者が、コレを「風土記」と呼ぶようになった、らしい。

     ◎ゆえに、はじめ「播磨国風土記」は無かった!。
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約20年前から (゚ぺ) は、播磨国風土記めぐりを趣味にいているが、わが友人は「あんなウンコの話の本はええかげんなモノだ」と取り合ってくれない。
たしかに、そんな、おかしな伝説もあるが・・・・
はたして、そう、なのだろうか??
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風土記について
◎ 「風土記」の成立。
  続日本紀(・・の、713年の事柄の記事)によると、
    畿内・七道諸国は、つぎのことを報告せよ、との命令があった。
      ①郡・郷に良い字を付けよ。
      ②郡内のめづらしいモノを記録せよ。
      ③土地(農地)の善し悪しを報告せよ。
      ④山川原野の名称の由来。
      ⑤古老の伝説。        を、報告せよ。

   それに対する、報告書が、「解」である。

当時、60余ヵ国にて作られたのだろうか?
   今は、常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の、五つの国の「風土記」と、
   40余ヵ国の逸文(他書への引用)だけしか残っていない。
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播磨国風土記について

◎ 「播磨国風土記」の原本 と 写本。
   原本---あるとすれば、「播磨国・解」、 は、見つかっていない。
   写本---(平安時代の写本) 
    これは、天理図書館にある(国宝)らしいが、
    その複製品は播磨では、博物館などでヨク見かける。
    その表題には、たしかに「播磨国風土記」とかかれている。
    「播磨国風土記」は、平安時代の写本なのである。
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◎ 「播磨国風土記」の特徴(他の風土記と比べて、)
    ・成立は早かった。(715年?)
    ・初めの明石郡の部分と、赤穂郡の部分が無い。--非完本。
    ・長い間どこかで眠っていたらしい。
    ・発見が遅かった(1796年?)--本居宣長は見ていない。
                     「播磨鑑」(1762年)の著者も見ていない。
                       ---研究の歴史が浅い。
◎ 「播磨国風土記」の内容の特徴
    ・土地の良し悪しが書かれている (9段階評価で、)。
    ・国内、外国との盛んな人の交流について書かれている。
    ・@ @
    ・多くの神々のこと、盛んな神々の交流の伝承が書かれている。
    ・@ @
    ・伝承を伝えるベキ風土記であるハズなのに、
      「伝承を伝えない」と云う伝承がある。
                   ナンのこっちゃ?        (゚ぺ)!??
~~~~~~~~~~~~~

「風土記」は、今で言えば、「県史・市史」のようなモノであり、
ええかげんなモノであるハズがない。
しかも、日本最古の旅行ガイドブックでもある。
しかも、公刊の!。
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こんな、おもしろいモノは、めったに無い。---播磨の人々は、幸いである。
伝説の内容は、オカシナモノ、理解しがたいモノも多いが、
当時の国司デタラメを書くことはありえないだろう。
伝承の内容以外の部分で、納得できない部は、
おそらく我々の解釈の方がオカシイのでは・・・・、と思ったりもする。

それぞれの現地に行き、「風土記」の内容と照らし合わせ、
不思議に思ったり、納得してよろこんだり、ころこんだり・・・・ 
しかも、姫路からだと車で走れば、(旧国内のこと)、約1時間で、
目的地に到達出来るのである。
かなり、巡ったが、それでも、まだ半分?・・・・


まだまだ、(゚ぺ) にも、楽しみがいっぱい残っている。 



                             姫路・市川のカッパ (゚ぺ)!!





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沖森 卓也

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